大粒の雨のウヤムヤ

  東京は大粒の雨。風はやや冷たいけれども、なんとなく春への雨のような温かさを感じた。ビニル傘から覗く空は、、、ああ、なんか書こうと帰り道に考えていたのだけど。うむ。少なくとも、嗅覚としては、春雨の匂いを感じた。


  久しぶりに、早朝出勤。ボロボロの報告事項が、フトした閃きで、意外なエスケープルートを思いつき、試してみると、非道く見苦しく、カッコ悪いけれども、なんとかなりそうなことを発見。イロエロと考えていたシナリオを変更して、"発見"方向で進める。一時間くらい考えて、光明が見えてきて、嬉しいような呆気ないような気分になった。始業の鐘が鳴ると、余裕をかまして新聞をじっくり読む。余裕が出すぎて、共用スペースの日曜新聞(各紙で、書評とか、生活豆知識が掲載されている)をつらつら眺めていたけど、資料造りをしなくちゃ、と思い急いで作成。
  午後の打ち合わせで、披露した。大体予想通りの反応。だがしかし、親分の親分筋は、ケッコウきつい突っこみを入れてきて困った。彼の主張が、じつは自分の考えと同じであり、立場上、その考えは二の次にしなければならなくて、必至に弁明する。少しイヤになった。一番イヤな展開になりかけた発言は、他の組の親分で、うむ、さすがであるな!と思ったけれども、なんとかかわすことができた(ような気がする)。その人には、過去のことがあるから、どうしても頭が上がらないし、上げるつもりも無くて・・・。
  結局、予想通りのウヤムヤな決着。


  給料日だったし、週末の暗雲が晴れたこともあって、ちょっと高めの店で一杯飲む。やっぱり美味しいや。つらつらと今日発売のAERAを読んでいると、ライブドア関連で香港口座を取り仕切るK氏の話が出ていた。ネット上では、実名も出ていたくらいのタイミングだけど、「週間ポスト」や「週間文春」とかよりも先んじているのではないかな?週刊誌ネタは、つくづく『ネット発→週刊誌報道』なのだと再認識した。なんだか、難しいや。