本とカレーのメモ

  ライブドア。2005年2月16日、海外ファンドと相対取引で自社株売却、元幹部証言、by.毎日新聞。海外ファンドの金主まで、捜査を行うのかな。元幹部というのは、ニッポン放送事件当時に取締役であり、現在取締役に名を連ねていない人のことかな?うむ。


  小説を読み終えた。浅田次郎憑神」。主人公の真面目な語り口と激昂の対比が面白いと言えば面白い。泣かせどころと笑わせどころは、相変わらずの浅田節。佳作だが、最後の落とし所は面白くない。物語の破綻。歴史文体(とはいわないか?)には脱帽。どこで知識を学んでいるのだろうかね。

  
  髭剃りクリームが切れていたので、駅前に行く。本屋を覗くと、高田崇史の新作が出ていたので購入。日本小説で読むものがなくなると、ちょうど良いタイミングで新作が出る、便利な作家だ。今回は、三種の神器がネタみたいだ。楽しみ。あとは、根井雅弘「経済学の歴史」、竹田青嗣現代思想の冒険」。前者は、昔から好きだった経済学者。このところのバブルじみた社会を考えてみたいと思い購入。後者は、現代思想の入門書。以前読んだ気がするけど、目次を読んで、覚えていなかったので購入。「グーグル・サーチ」を見るのを忘れた。矢作俊彦の角川文庫新刊は次回。講談社学術文庫で「菊と刀」、岩波文庫でヘデン「さまよえる湖」。


  夕飯はカレー。生姜を入れすぎた。カレー用の豚肉はグッド。小松菜は、多めに入れたほうがいい。ジャガイモは、いい感じ。十分に煮込んだのが成功。カレーに高菜は、合わない。麦茶があればよかった。