ちょっと真面目に

  3:00自然起床。昨晩9:00に就寝。下手に起きているとライブドア、証人喚問ニュースをはしごしてしまい、無為な時間になりそうだったので、さっくと眠った。読んでいる小説に、フリーライターが登場する影響からか、眠る前にブログ・ジャーナリズムについて、少し考えた。うむ。社会派ブログというやつがたくさんあるけど、結局のところ、彼らのスタンスは事後的な分析、解釈に終始。題材として、社会の関心ごとを俎上に載せて、トラックバック機能で、重層化していく仕組み。社会派ブロガーって、すなわち社説ライターに過ぎないのではないかな。極東ブログなんかは、社説ど真ん中だし。日記を読むと、毎日社説をチェックしている。すなわち社説発→社説ブログという閉鎖空間の誕生。

  きっこの日記が、現象面では既存ジャーナリズムよりも先んじているように見えるが、実際は落ち穂拾いに過ぎないのではないか?また、先んじているように見えても、これが恒常化するならば、読者はより深い取材による裏づけを求めることになろう。現在は、きっこが発句を唄い、マスコミが取材放映することで結句を結んでいる蜜月関係にある。これが、いつまでも続くとは到底思われないし、ワイドショー的な事項に関する題材だけに顕現可能な現象だと思う。

  さてhannkakueisuuがTB機能を持たないブログを批判するブロガーを槍玉にあげているけど、これはきっこを批判する有象無象のブロガーのことかな?TB機能をもたないブログはブログではない、引用不可ってアホか!って、嫉妬混じりのイヌの遠吠えだと思うな。