資本主義の驕り<山芋

  週間唯一恒例のテレビタイム。TBSのサンデーモーニングの予約録画を早送りながら観る。マンション事件。涌井さんが出ていた。彼の言葉。ライフサイクルコストの欠如していく社会。日本という国から、リストラなどで、「技術」という鉄筋が抜かれている社会。短期、目先の利益追求する経済社会だという主張。いずれもその通りだと思う。ただし、今後、団塊定年時代への彼らを救うセイフティー・ネットに利用されないことを祈る。
  
  あと寺島さんが言う「社会主義国家に勝利した資本主義国家の驕りが90年初頭から底流に流れていた」という主張。イデオロギーとしてはその通りだし、今振り返れば、たしかに社会主義国家の崩壊と事件のリンクは容易い。でも、どうも後からつけた理屈に思えてしまう。資本主義の驕りが90年から始まったというけど、90年代は、ロスト・ナインティーズ「失われた90年代」だ。したがってアナロジーとしては面白いけど違和感。でも、寺島さんも嫌いじゃない。


  昨日、2chで発見したスタミナドンのレシピを試してみた。ボールにオクラ、納豆、山芋、ネギを投入してグダグダにかき混ぜる。それをアツアツの白米に載せて喰う。山芋の粘りはもの凄い!かき混ぜる箸が重たく感じられる。で、お味は?というと、美味い!ネギのシャキシャキ感覚と山芋って合うものだね。気のせいか、元気が出てきたような気がする。ケッコウ癖になりそう。ただ作るのと片付けは、面倒ではあります。
  あとは、豚汁風味の味噌汁。ゴボウ、人参、ネギ、豆腐、豚肉、油揚げ、椎茸、マイタケを具にした。ゴボウは今シーズン初めて。苦味が美味いね。
  朝からおなか一杯。