日記:神輿に乗せられた文学と思いきや・・・

 実家に戻って、チビッコくんたちと遊んだり、母親の作る餃子を食べたりしてノンビリ過ごした休日前半。とても賑やかなひと時を過ごしました。地下鉄にガタゴト揺られ、誰もいない部屋に帰り着き、ガソゴソ鍵を開けると暗い室内がお出迎え・・・。とチョット感傷的になってしまった私でありますが。

  さて、台風、ハリケーンと名前は異なりますが、日米両国に不穏な黒雲が接近していますね。こういうときは、しみじみと窓辺で2ちゃんねる読書を楽しむにかぎります。読みたい本が、山のように溜まっていて、それはそれは豊かな気分です。昨日ですかね?大言列記した未読本の山。さっそく、その一角をコリコリとむさぼり読んでいるところです。

  ④山田詠美「PAY DAY!!!【ペイ・デイ!!!】」。
  本当は、③→①・・・④、②と進むはずだったのですが、読み始めたらおもしろくて止まらない。「知らねえ作家だし、課題本だし、なんか知らねえけど、J文学&女性文学のダブル・フューチャリング文学だろ!けっ!」とお得意の先入観で手に取ったものですが。むぅ。正直、すまんかった、と謝りたい。
  読み終えていないので、多くは語れませんが、ドラマ「北の国から」が好きな人にはお勧め。アメリカ南部を舞台にした”北の国”からです。と、書くとドンビキする人が大勢いらっしゃるかと思いますので、「男はつらいよ」の”寅さん”も友情出演されていますので、どうぞお読みください。本当に良い物語ですよ。