雑誌「esquire」で回顧してみる(少しだけ)。

  台風一過、残暑厳しき毎日ですね。今年は、天晴れ夏晴れよりもジメジメした暑い日が続いているような気がします。そのせいか、ついついクーラーに甘えてしまったものです。
  因果応報。ここに来て、疲れが蓄積してしまっています。食欲はあるのですが、どうも身体がだるい。眩暈が、フワッとする。肩が凝るetc・・・。ビタミンB不足=ウナギを食え!と指摘してくれた方がいたので、昨日からウナギを食べています。中国産。一時期、イケナイ物質が入っているとかで、店頭から消えていましたが、再登場していますね。一抹の不安は拭えませんが、そんなこと言ってる場合ではないのかな、と。


−−−

  

  雑誌の話です。
  頭の中がゴシップ系である私は、「週刊実話」、「週刊現代」、「週刊spa!」のような大衆的な雑誌を愛読しています。従いまして、「若貴兄弟、骨肉の争い!」(古いですね)、「広島戦争にホリエモン参入!亀井は、客分菅原文太に応援をタノム」という話のネタには事欠かない訳ですが。


  閑話休題。「Esquire」という雑誌を購入しました。「ニューヨーク温故知新。」と銘打って、文学・音楽・アートについて、古きを振り返っています。古き対象は、1920年代の絢爛豪華とその瓦解まで遡るコラムもありますが、おおむね1980年代にフォーカスされています。
  1980年代・・・。そんなに良き時代だったかな?ちょっと前までは、60年代、70年代に続く文化的不毛の時代である、という気分が大きかったのでは?80年代リバイバルと喧伝したって、所詮は広告戦略の一環だろう?ってひねくれ者な私は、斜に構えていたものです。
 
 
  さて、ゴシップな私が、何故にスノッブ(?)な雑誌を購入して、斜に構えて悦に入っているのか?ちょうど、読んでいたH・F・セイント「透明人間の告白」(新潮社)、これが「ニューヨーク文学」なのです。詳細は、後日書こうと思っていますが、題名に騙されてはいけません。「Esquire」では触れられていない本ですが、80年代ど真ん中、舞台はNY。
  なには、ともあれジャガイモ頭の私ですが、頭中は「ニューヨーク、ニューヨーク」なのです。(なんかグダグダになってしまいました)。


p.s.
以前、少し触れたことのある
J・マキナニー「ブライト・ライツ、ビッグ・シティ」
ですが、本文の雑誌でも大きく取り上げられています。
トレイダー・ペーパー・バックと呼ばれる版型で売り出され、
「出版の慣例に一石を投じることとなった画期的なフォーマットであった」そうです。


p.s.
1980年代。
日本でも見直されていますね。
「30-35」というCD+マガジンが売られています。
ユニコーン「大迷惑」、JSW「すてきな夜空」、アンジー「天井裏から愛を込めて」
という、80年代に思春期を送った私には、涙無しでは聴けない邦楽の数々が収録されているそうです。