日記:ネットショッピン for ブック

  インターネットショッピングで、本を購入しました。
  先日触れたレイ・ブラッドベリ(&小笠原豊樹コンビ、と脳内変換されています)「死ぬときはひとりぼっち」です。
  ブラッドベリは、「太陽の黄金の林檎」をネット掲示板で紹介され、即座に読んだのが出会いの始まりでした。多彩な切り口で描かれる物語の数々。なによりも、その詩情性に撃たれて以来、「火星年代記」等を読み漁ったものです。

  


  そこでですね、どうしても読みたい本が心中に生まれ、私の深き欲望の中で育っていたのが「死ぬときはひとりぼっち」なのです。ネットでの謳い文句が「ブラッドベリが、十年ぶりに書き下ろしたハードボイルド探偵小説。」。


  なに---!?
  ブラッドベリでハードボイルドだって!?


  そこで、検索エンジンを使って捜し求めたものです。
  まあ、特段の稀覯本ではないらしく結構ヒットしたものです。本の状態:「カバー、破れちゃってるよ!」、「水に濡れて歪んでいます」。・・・まあ、読めれば満足な本なので状態はどうでもいいのですが、それでも売値が2000円くらい。バルザック小説みたいに強欲なる世間様なものだなあ、と思い購入するのを躊躇していたものです。。
  で、今回は400円で発見したので購入した次第で。エライ親切な本屋さんで、パラフィン紙でカバーしてあり、状態も良好です。


  ・・・と読んでもいない本について、エラそうに書いてしまいましたが、購入にまつわる話ということで、勘弁してください。


p.s.
他にもブラッドベリの本が出ていたので一緒に買いました。


伊藤典夫訳「十月の旅人」(大和書房)
川本三郎訳「万華鏡」(サンリオSF文庫)
吉田誠一訳「メランコリイの妙薬」(ハヤカワ書房)
伊藤典夫訳「黒いカーニバル」(ハヤカワ・SF・シリーズ)


他の作家本も送料、代引手数料を考えると、
購入量が多いほど一冊あたりの単価が安くなるな!(注)
とついつい購入してしまいましたのでしばらくSF三昧で楽しめそうです。


(注)
このような買い方を株式の世界では、
地獄のタコツボ投資法=ナンピン買いと呼びます。気をつけましょうね。