社会:戦いの行方を離れて、その一。

 以前、放言しましたニッポン放送株を巡るガチンコ対決。
 白馬に乗ったソフトバンクグループ登場で、戦況は風雲急を告げてきましたね。当事者は否定していますが、教科書的にはホワイトナイトという奴ですね。
 もっとも、直感的には、本家筋の意向を汲んだSBI組組長が、「おいっ!大概にしとけや、小僧!ケツに火ぃつけたるぞ、おうっ!」と恫喝しているように思えます。いや、仁侠映画好きの私の個人的感慨ですが。
 ところで、一連の騒動で「安定株主の復権」という副産物が生まれたように思えます。日本的慣行の恥部とさえ喧伝された安定株主。実は、その安定株主に対する世間の毀誉褒貶が、私たちの身近な生活とおもしろく関連しているのです。このことについて、少々真面目にお話していこうと思います。
(続きます)

p.s.
本文中でSBIの北尾CEOについてふざけた表現で評しました。
しかし、ライブドアLBOによる資金調達契約前に、突然に登場したこと。
これは、大人の優しさだと私は思います。私は、そんな彼の「大人の解決方法」に期待しています。