鰻飯の「文化」

  5:30起床。目覚ましラヂオのチューニングが狂っていて、ノイズが五月蝿くて慌てて止めて、起床。身体は硬かったけど、気分は、まあまあ。きな粉を牛乳で溶いて飲む。卵御飯等で朝飯にしようと思ったけど、面倒くさくて、昨日の鰻の残り半分を保温状態の炊飯器に投入した。これで、適当な時間に鰻飯が出来上がり。味噌汁は、しっかり作ろう。

  
  短編を集めた京極「後巷説百物語」。最初の話は、あれあれ、と思ったけど、その後の話はおもしろい。初期京極堂の世界に回帰した感じ。現象は一つであるが、それを見る人間によって異なる現象になる、という世界観。以前は不確定性原理が例示されていたけれども、今度は人間の持つ「文化」で説明されている。理屈はともかく、四人のキャラアリ人物が、軽妙なヤリトリをしながら、結局まとまらず、ご隠居に話を持ち込んで、①表の解決が提示され②裏の仕掛けが最後に明かされる形式。四人のキャラがとても良い。一編一編、じっくりと楽しみながら読みたい本。


  今週一週間で3月も終わりだ。なんとか乗り切ろう。仕事の関係で、騒がしい一週間になりそうだけど、腐らずに力を抜いてガンバロウ。