故障して牛乳を買う、そんな一日

  駅に着いたら信号機故障で電車不通。携帯電話を忘れていたので、電話ボックス(死語)を探して、会社に遅れることを連絡。前にもあったように、喫茶店でくつろぐものの、くつろいでいるうちに電車が走っていたら、困るなあ、とお思いくつろがないで店を出る。電車は動いていないや。こういうときに、携帯電話をスルスルと操り、電車の走り時刻を確認するのが、web2.0風味なんだろうけど、私はほどとおく。
  喫茶店を出て、電車が動いていなかったので、テクテクと会社方面を目指して歩き、途中「千鳥が淵あたりから、電車が走っているYO」という情報を聞いて、そこまで歩くことにした。ああ、坂の多い町だ。なんとか、千鳥が淵について、日本武道館を眺めると、どこかの大学が卒業式だろうかね?和服姿の女性が、ちろちろとソゾロに歩く姿に出くわした。本当は、このあたりで、のんびりと桜が咲く前の賑わいを楽しみたかったのだけど、電車が動いていたので会社へ。馬鹿話をしながら、午前中がおわり、午後も、片づけを始めて昔の社内報なんかが出てきたので、隣の女性と笑いながら話して。昔好きかもしれんね!と思った女性が表紙のモノが出てきたけど、彼女だとは気が付かなかった。いつかゆっくり見ようと思う、ストーカー。退社。
  憂鬱なときには、酒はいかんということは、重々承知していたけど、なんだか気分が良くて、家近くの店で軽く一杯。ライブドア問題を記した原稿?を読んだり、夕刊フジを読んだり、哲学の解説書を読んだりしながら、お酒を飲んだ。帰り道、新しく出来たスーパーで、牛乳やらなんぞを買って帰った。そんな一日。