洗濯機の隣の実験室

  6:30自然起床。現在室温11度。快晴。卵御飯に豆腐とオクラとシメジの味噌汁で朝飯。早速洗濯機を回し始める。


  昨晩、タクシー戦争@大阪のドキュメンタリをやっていたのを観た。規制緩和の実験場。長距離割引に端を発して、ワンコイン(500円)タクシーの始まり→浸透。運転手に車を買い取らせて、保険、車検も運転手負担。自宅への車の持ち帰り(通勤利用)が、法規制の拡大解釈とのことで、行政処分を受ける会社もあった。裁量労働制の極北という印象を受けた。「あの日にドライブ」もタクシー小説であり、ますます読み出しにくくなった。


  実験場といえば、日本社会全体が市場経済の実験場となっている印象。経済学は、実験不可能な社会科学である故に、仮説の上に仮説を架して、机上の自己満足に浸る安全な学問だというのが定説だったのに。竹中ドクトリンの実験室だね。株高も規制緩和・民営化も。「空中権」の転売による、超高層ビルの乱立浸透も規制緩和故に実現した。ただし、予想していなかったと思われるのが、マンション事件かな。政局ウンヌンよりも経済実験室に与える影響の方が、官邸は心配しているのではなかろうかね。

追記:ライブドア関係は、錯綜したいた(している)のですね。
http://d.hatena.ne.jp/gatonews/20060116