佐渡ナクソス、ロング・テール


  五時起床。室温11度。テレビを点けたら、佐渡裕のインタビューをやっていて、食い入るように見入った。「音楽は創造物である」という言葉に、昂揚した。女性アナウンサーが背筋を伸ばして、聞き入っていたのだが、とても綺麗だった。てっきりNHKかと思っていたので、朝ニュースのアナウンサーかと思ったら、番組の最後にフジテレビということが判明し、武田アナだった。雰囲気が似ているなあ。


  昨晩、ボーナスが出たので会社の友達と飲みに出かけた。飯田橋。前に来た時に、良い店がなくて往生したのだけど、今回はフラフラ歩いているうちに飛び込んだ店がとても良かった。刺身は美味いし、焼酎もグラスにナミナミと注いでくれる。ただおでんはイマイチかな。でも、綺麗な店だし、店員も愛想が良くて、今年一番良かった店かも、知れない。


  ナクソスという音楽レーベルが、月額1800円で音楽配信サービスを開始したそうな。15分だけ視聴できると言うことで、早速、ブルックナー交響曲第八番のオルガン編曲版を視聴する。低音域の壁のような音塊は、本当にシックリ来るけど、高音域の歌いは、弦楽器、木管楽器の多様性?にはとても敵わない。ちょっと残念。
  さて、このサービス。自宅で仕事をする人には結構な需要があるのではないかな。一種強制であるテレビ・ラヂオにはない、セルフ・カスタマイズ・サービス?。有名どころではない曲を選べる良さ。これが、メジャーレーベルのサービスであったならば、自分の聴きたいものをそのまま選んでしまう。それなら購入した方がいいじゃないか?という話になる。(あ、ナクソスのサービスはストリーミング配信で、録音できない)。
  このニッチの掘り起こしが、いわゆるロング・テールという新開拓地なのだろうかね?この辺のことは、調べてみるとおもしろそう。