風俗とスペオペ


  六時起床。五時起床のはずが、一時間寝坊。目覚めは快調。一昨日のズタボロ我が身が嘘のようだ。が、油断は大敵。落ち着いていこう。


  朝風呂に入りながら、スペースオペラをそぞろ読む。クラッシャージョウ銀河帝国への野望」。ブックオフにて百円。このシリーズは、小学生の時、小遣いを集めて買ったものだから懐かしい。四半世紀過ぎて、読み返す。全く見事に覚えていない。しかし、不思議と古さは感じない。
  
  物語で古さを感じる(=時代の波に洗われる)要素は、現在進行形物語ならば風俗描写、未来SFならば機器だ。前者の代表格は、大沢在昌の初期小説(近作も将来は・・・)。しかし同様のポジションながら志水辰夫は、感じさせない。これは、風俗が描写の中心ではないからだろうか?
   
  スペオペの魅力で思いついたこと。ベタな懐古的友情。「銀河帝国への野望」でいうならば、タロスとバード。本作前におそらく外伝が出ていただろう。それを受けてのプロット作りだろうね。悪くない。