寒くてテレビいらなくね?


  四時起床。身体全体が猛烈に強張っている。寒いからな。布団の上で背筋を伸ばす。ギュウギュウ。痛い。起き上がって、念入りにストレッチ。やっぱり痛い。そして寒い。寒くて痛いばかりの朝ではいけないので、昨晩、読み始めたホワイティング「東京アンダーワールド」の続きを読む。聞いたことアル名前だと思ったら「和をもって尊しとなす」のホワイティングさんか。
  「東京アンダー」は、日本の裏面から覗いた日本論の話。力道山が、敗戦に落ち込んでいた日本を盛り上げた勢いというのは凄かったのだな。しかしその実情が***だったとは、驚きだ!というのは嘘で、テレビの普及に果たした役割の大きさに改めて驚く次第。技術革新(イノベーション)だけではツールは普及しないってことだ。プラスαの部分。コンテンツというモノだね。
  こうして考えてみると、いくらイノベーションが進んで、大画面テレビやらなんぞが安値で供給されたとしても、それを受容する土壌はあるのだろうか?正直、テレビっていらなくね?という論調は、テレビをほとんど観ない自分のオリジナルなわけではなく既に指摘されているのが残念だ。曰く、読書離れどころかテレビ離れも進んでいると。ゲームやネットに流入(拡散)しているのだとか。