時評:詩的政治情況〜文学しようゼ!!
私は、非常に世俗的な人間なので、ついつい景気上昇だ!バブル再燃だぜ、ベイブ!?という扇情的な記事に飛びついてしまいます。
しかし、このところそのような経済?ニュースではなく、天上天下を語る政治的なニュースが世間の耳目を集めていますね。郵政民営化法案審議です。
週刊誌AERAでも「郵政国会の攻防は参院に舞台が移り、緊迫度が高まっている。(中略)自民党は地獄を見るのか。」という記事で、議論紛糾、煽っています。その記事で、面白い発言がありましたので紹介し、私なりの分析をチョコットしたいと思います。
>「今の状況はもはや、政治ではない。
>論理の通じない文学の世界になっている」
>嘆くのは、小泉首相の盟友だった加藤紘一元幹事長である。
おお、文学の匂いのする政治ですよ。
先に述べたように、政治記事には疎い私が、茶々ってはいけないことだと思いますが、ちょっと考えてみましょう。
政治の論理とは、民主主義が前提であり、なにはとあれ数の論理だと思います。「数」(員数という言葉はグッドですね)を引っ張るために、カネであり、ポストであり、ドーカツであったりで下調べというか根回しをする。それが、素人考えの政治界のイメージでした。
そこで、政治が「文学の世界」になっているというのです。
司馬遼太郎「竜馬がゆく」の青雲の志と気概を持った政治世界になることを祈っています。いくら文学だからといって、レイ・ブラッドベリの幻想文学やら、カフカの不条理文学になってしまっては、ちょいと嫌ですよね。。。
ガンバレ!郵政国会!!
p.s.
本文に関連しては、
「実録:広島戦争〜ガチンコ頂上決戦(仮題)」
みたいなファイティング「文学」になってしまわないことを願っています。
p.s.
「よし!読者の皆をうならせてやろう!」
というネタをイロエロと考えているのですが、
なかなかに上手くまとまらなくて、場違いな話で恐縮です。